いずみの韓国語ブログ 

TOPIKの合格に役立つ情報をお伝えします

【韓国語能力試験】勉強を始める前に知っていると差がつく3つのこと

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韓国語能力試験対策

 

受験生
TOPIKに合格するには何を勉強すればいいの? 
TOPIKがどんな試験か知ると勉強することがわかるよ 
いずみ

【2022.7.30更新】

こんにちは、いずみです。

TOPIK対策の第一歩は、「試験について知ること」

試験の時間割、合格ライン、科目別の認定基準まで頭に入れると合格するためには何をすればよいのか見えてきます。

あやふやなまま勉強を始めるとTOPIKでは要求されていないことに時間をかけたりポイントがズレてしまいがち。

ゴールを見失った状態では一生懸命に勉強しても点数につながりません。

そんなことにならないように、この記事ではTOPIKの勉強を始める前に知っていると差がつく3つのポイントについてお伝えします。

あなたの試験対策に役立ててもらえたらうれしいです。

私の勉強歴はこちら

 

この記事でわかること

・TOPIKの勉強を始める前に知っておくこと
・試験対策になる勉強のやり方
・TOPIKには向かない勉強

まずTOPIKについて知る

目標級に合格するには、級別認定基準に沿った勉強が必要になります。

試験前はTOPIKに合わせて勉強の内容を変えましょう。

 

韓国教育財団公式サイトの試験概要には級別に全般、各科目の評価基準が出ています。

ここにはTOPIKに合格するために必要なことが全部書いてあるので読まないと損。

では一緒に確認していきましょう。

1.級別の認定基準

TOPIKには級ごとに認定の基準があります。

認定基準を知らないと試験に出ないことに時間をかけたり、頑張る方向を間違えてしまいます。

科目別にどんなことを要求されているのか知って点数につながる勉強をしましょう。

 

2.合格基準

目標級の合格ラインを知って、どの科目で何点取るのか作戦を考えます。

得意を伸ばすのか、苦手を克服するのか、どう点数を積み上げるのか逆算していくと勉強することが見えてきますね。

3.解答形式

「聞き取り」「読解」はどちらも4択、記述式は「書き取り」だけです。

解答形式が違う「書き取り」と他の2科目は要求されていることが違います。

ここに注目して試験対策を考えましょう。

解答形式に合わせて勉強する

これでTOPIKの概要はわかりましたね。

表にしてもう一度整理します。

科目 解答形式 認定基準 要求されること
聞き取り 四択形式 内容を理解し推論できるか 内容をつかむ力
読解 四択形式 内容を理解し推論できるか 内容をつかむ力
書き取り 記述式 正確且つ適正に構成できるか 正確な表現と構成力

TOPIKに合格するには、解答方式に合わせた勉強が必要です。

聞き取り、読解は4択形式

【聞き取り、読解】
わからない単語や文法があっても前後の文章や全体の流れから内容を推測して理解する。

聞き取り、読解の解答は4択形式で、内容を理解して正しい答えを選ぶスタイルです。

単語や文法を正確に書くことは求められていないので意味がわかればOKです。

聞き取り、読解には問題文の内容を理解して推測する力が必要です。

知らない単語や文法があっても抽象化⇔具体化されている部分から内容を推測して正解を選べるようになること。

聞き取り、読解は問題を繰り返し解く勉強がメインです。

オンライン模試で、すき間の時間にも問題を解きましょう。

記述式は書き取りのみ

【書き取り】
正確な表現を使い、テーマに沿って文章を構成する。単語や文法を正確に書けないと減点される。

正確に書くことを要求されるのは書き取りだけです。

試験対策に一番時間を取られるのは書き取りです。

構成パターンを覚えて、再現できるまで何度も繰り返し書いて練習しなければなりません。

53番、54番の定番フレーズや比較表現など、どんな問題にも使いまわせるものは完璧にしておくこと。

原稿用紙の使い方をマスターすることも必要です。

 

効率的に受験対策ができるのは過去問

過去問を使って勉強すれば、問題を解きながらTOPIKの出題傾向や頻出単語、文法を学べます。

過去問は実際に試験に出た問題です。科目を変えて似たような内容の問題が出題がされることもあります。

過去門を使わないのはもったいないよ 
いずみ

 

subiizumi.hateblo.jp

TOPIKには向かない勉強

受験勉強の場合は、ふだんのコツコツ積み上げる勉強とは切り替えてTOPIKに合ったやり方をしなければなりません。

✖ 単語を片っ端から書いて覚える

単語を書いて覚えるのは、正確に書くことを要求される書き取りを優先します。

聞き取り、読解は意味がわかれば書けなくてもOKです。

✖ 問題を丸ごと書き写す

聞き取り、読解は見聞きしたことを頭で考えて答えを選ばなければなりません。

ノートに問題を書き写して知らない単語を調べて訳すのは時間がかかり過ぎてTOPIKには効果が薄いです。

「書く」時間は作文の勉強に回しましょう。

TOPIK 聞き取り、読解の勉強にノート作りをすすめない理由

まとめ

今回はTOPIKの勉強を始める前に知っておくと差がつくポイント3つを解説しました。

 

TOPIKを知る

・級別の認定基準
・合格基準
・解答形式

試験に出ないことを一生懸命勉強しても合格対策にはなりません。
頑張る方向を間違えないように、まず TOPIKが求めていることを知るところからスタートしましょう。

解答形式に合わせて勉強する

・聞き取り、読解 四択形式
→正解肢を選べればよい=単語や文法の意味がわかればOK
→問題を繰り返し解いて前後や全体の流れから文章の内容をつかむ。

・書き取り 記述式
→正確な表現でテーマに沿った文章構成=単語や文法が正確でないと減点される
→構成パターンを覚えて再現できるまで何度も書く。作文の頻出フレーズ、比較表現、原稿用紙の使い方をマスターする。

◎過去問を使うと問題を解きながらTOPIKの出題傾向や頻出単語、文法を学べる。

書くことに時間をかけて勉強するのは正確さを要求される書き取りだけ。
認定基準、解答形式に合わせてもれなく無駄のない勉強をします。

数回分の過去問に何度も出て来るのがTOPIKの頻出単語、文法です。これを100%正解できるまで繰り返します。

 

TOPIK対策に向かない勉強

・知らない単語をすべて書いて覚える。
→TOPIKの頻出単語に絞る。書けるまで覚えるのは書き取りで使うもののみ。

・ノートに問題を丸写しして訳す。

→かかる時間にくらべて効果が少ない。

TOPIKはⅠからⅡに上がるのが一番大変なのかもしれませんね。

わたしがTOPIK対策を発信しているのは、頑張って勉強をしている人が目標の級に合格して欲しいからです。

過去門学習法は誰でも再現できます。

凡人のわたしが6級まで進めたのだから、あなたにもきっとできますよ。頑張ってね。

 


 最後までお読みいただきありがとうございました。
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いずみ