
【2022.9.8更新】
こんにちは、いずみです。
TOPIKの試験日が近づくと作文記事を見に来てくださるかたが増えます。
最後まで悩むのが作文対策ですね。
この記事では、私が6級に合格するまでにした作文対策を全部お見せします。
あなたの勉強に取り入れていただけたら嬉しいです。
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TOPIKⅡの作文対策でしたこと
原稿用紙の使い方を知る
原稿用紙の使い方にはルールがあります。
減点されないように初めに確認しておきましょう。
記入のルールはこちらの記事を参考にしてくださいね。
作文53番の対策
むずかしく見えますが、53番はパターンを覚えて問題に提示された内容を文章化すればOKです。
何度も書く練習をすれば得点源にできるので中級を受験する方は、53番で点数を取りに行きましょう。
53番の勉強方法
①過去問と模範解答を用意する
直近から数回分の問題と模範解答をプリントアウトする。
53番は出題スタイルが変わっているので直近の模範解答を使ってください
過去問はこちらから入手できます
TOPIK資料室(韓国語能力試験の過去問など) - かじりたてのハングル
②模範解答を分析する
53番は提示された資料、グラフや図表の内容を文章で説明する問題です。
模範解答を分析して問題に提示された内容がどのように文章化されているかをつかむのがポイントになります。
③模範解答をそのまま書き写す
原稿用紙の使い方に注意をしながら模範解答を解答用紙に書いてみる。
こちらから解答用紙を入手できます。
TOPIK資料室(韓国語能力試験の過去問など) - かじりたてのハングル
④模範解答を真似て書いてみる。
模範解答のスタイルを真似て自分で文章にしてみる。
⑤解答と照合→修正を繰り返す
模範解答のスタイルが頭に入るまで何度も繰り返し書く。
問題が変わっても応用出来るように文章化するときに使いまわせる骨組みを覚える。
⑥制限時間を意識して書く練習をする。
作文試験50分の時間配分を考えて、自分が53番に使える時間内に書き上げる練習をする。
53番の出題スタイルの変化もカバーしているテキスト(すべて韓国語です)
韓国語能力試験 HOT TOPIK 2 書き取り 2018年12月改訂版 New
作文54番の対策
54番は問題のテーマに対して小論文形式で答えなければなりません。
日本語で出来ないことを韓国語でするのは無理です。
まず日本語で問題の小論文がどの程度書けるかチェックします。
【スタートラインの目安】
・日本語でも書けない→①から
54番の勉強方法
①日本語で小論文の基礎を勉強する。
私は福嶋隆史先生の「本当の国語力が驚くほど伸びる本」で作文の基本からやり直しました。
54番では「言いかえる力=抽象化↔️具体化」が必要になります。
まわり道に思えますが「言いかえる力」は聞き取り、読解を解くのにも役に立ちます。知って損はありません。
②53番と同じ手順で過去問と模範解答を分析→真似る練習
54番の解答用紙はこちらから入手できます。
TOPIK資料室(韓国語能力試験の過去問など) - かじりたてのハングル
作文の骨組みを理解するためにこのHOT-TOPIK쓰기が役に立ちました。
韓国語での説明ですが、最近の出題傾向に合わせて改訂されています。
韓国は試験大国なのでTOPIK2の対策本も優秀です。
直近の過去問が公開されなくなり作文対策がむずかしくなっています。
出題変化に合わせた対策にはこのテキストをおすすめします。
こちらから小論文のテキストがダウンロード出来ます。
自宅学習支援:冊子「小論文のポイント」公開のお知らせ | 聖学院大学
作文の基本的な情報を確認するにはこちら
韓国語能力試験TOPIK II 作文完全対策
まとめ
作文対策で私がしていたことをもう一度整理します。
- 原稿用紙の使い方をマスターする
- 53番の問題文と模範解答をチェック→書き写し→真似て書く→自分で書く
- 54番→日本語で小論文の勉強
- 53番と同じ流れで問題文と模範解答をチェック→書き写し→真似て書く→自分で書く
残念ながら作文対策には特効薬も近道もありません。
何度も書いて自分で構成の感覚をつかんでいくしかないと思います。
作文は練習のときから解答用紙を使うのをおすすめします。
53番は25×12で300字、54番は25×28の700字です。
ペース配分を守るためにも本番と同じものを使って練習しましょう。
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