こんにちは、いずみです。
先日ご紹介したHANIJEMI韓国語学院の、修正テープを使わない作文の直し方を整理しました。
この方法なら修正テープを使うよりも早く訂正できます。
本番で時間が足りなくなったときに使えるよう頭の片隅に入れていただければ嬉しいです。
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修正テープを使わずにTOPIK作文を直す方法
わかりやすくするために説明は赤を使いました。
試験では配布される黒のペンで記入してくださいね。
1.くっつけて書いたところを分ける
分かち書きをしなければならないのに続けて書いた場合は、スペースを入れたい所にVを記入します。
これで좀と더のあいだにスペースが入るという意味になります。
좀V더 = 좀 더
2.離して書いたところをくっつける
離して書いた文字をくっつけたい場合は、文字をカッコでつなげます。
잘と하고のあいだのスペースをなくすという意味です。
잘⌒하고 = 잘하고
3.文字を書き直す
まちがえた文字を○で囲んで正しい文字と線で結びます。
4.要らない文字を削除する
消したい文字を○で囲んで削除します。
5.文を書き直したい場合
画像のように直したい部分を消して、上のスペースに正しく書きます。
動画にはありませんでしたが、二重線で消して書き直してもOKです。
6.書き加える場合
単語や文章を書き加えたいときは図のように挿入します。
7.文字の順序を入替
친칭 と書いたのを 칭찬 に直したい場合
前後の文字を入れ替えて칭、찬の順に変えるという意味になります。
8.改行を取り消す場合
改行を取り消して黄色の位置に動かしたい場合。
動かす位置まで矢印線を引きます。
9.改行したい場合
続けて書いた文章を改行する場合は、画像のように区切りを入れると黄色の位置から書き始めたことになります。
10.字下げ
段落の始まりにスペースを入れずに書いてしまった場合は、画像のように線を入れると一字下げて黄色の位置から書いたことになります。
作文の採点の範囲について
作文の採点は文が完成している青の部分までが対象になります。
黄色の文は途中までしか書けていないので、このままでは部分点がもらえません。
試験官が残り時間を告げたら、いま書いている文を完成させること。
既定の文字数に足りなくても完成している文は部分点の対象になります。
まとめ
日本ではTOPIKの知識を教えるのがメインですが、韓国の先生は戦略まで教えてくれます。
TOPIKは知識だけで真っ向勝負するのは不利な試験です。
韓国のTOPIK情報も取り入れると受験の役に立ちます。
原稿用紙の記入には原則ルールがあるけれど、受験生が一生懸命に書いた作文を厳しく減点する方法では採点しないそうです。
作文の内容が重視されるので細かな記入ルールに神経を使わなくてよいとのこと。
わたしは日本の先生からこんな説明を受けたことがありませんでした。
テーマがむずかしくてうまく書けなかったときでも最後まであきらめず、1文でも多く採点の対象になるように仕上げましょうね。
あなたの作文が1点でもアップしますように。
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