【2022.3.7更新】
こんにちは、いずみです。TOPIKの試験日が近づくにつれて作文対策の記事を見に来てくださる方が増えます。
今回は「作文がうまく書けない。作文対策に役立つテキストを知りたい」という方に向けてお話しします。
私はTOPIKを受けるまで小論文というものをまともに書いたことがありませんでした。
そんなレベルからのスタートでしたが、쓰기70点超えで試験に合格出来ました。
そのためにどんなことをしたのか、私が使ったテキストや勉強方法をご紹介しますね。
作文うまく書けない人は、まず小論文の勉強を
쓰기のことを「作文」と言いますが、쓰기で書くのは自分が思ったことを書く自由作文ではありません。
出題されたテーマに沿って小論文形式で書かなければなりません。
私は模範解答のスタイルを真似て書いていただけで、5級までは小論文の基本を理解しないまま受けていました。
私のように基本があやふやな場合は、まず日本語で小論文の構成を知るところから勉強が必要です。
語学学校で開催される作文対策の授業は日本語で小論文が書けることが前提です。
小論文の書き方まで1からは教えてくれません。
小論文の基本があやふやなままで韓国語の作文対策をしても点数は伸びないと思います。
自分に足りない部分を補ってから韓国語の勉強に戻る方が効果的です。
日本語でできないことが韓国語でできるはずありませんからね。
こちらの記事でレベル別にどこから作文の勉強を始めるのがよいか書いています。
よかったら参考にしてください。
小論文は出題者の意図に沿った答えを書く
小論文には出題者が居ます。出題者の意図に沿った答えを書かなくては評価を得られません。
課題文をしっかり読んで出題者の狙いを外さずに自分の考えや意見を書くことが求められます。
聖学院大学のサイトで「入試に役立つ小論文のポイント」を無料で公開されています。
私はこの冊子のおかげで小論文の基本を学ぶことが出来ました。
小論文の書き方を基本から見直したい方は参考になりますのでぜひ入手してください。
こちらからダウンロードできます。
5/31まで公開予定となっていますが、現在も有効です。
これは聖学院大学が長年にわたってご厚意で提供されている冊子で商用利用は出来ません。
今後も提供を続けていただけるように利用される方はマナーをお守りください。
小論文の構成がわかると읽기にも役立つ
읽기の問題も小論文のスタイルで書いてあるものが多いです。
本論(具体例の提示、考察、証明)
結論(まとめ、主張)
構成が分かっていると、읽기の問題を全部読まなくても答えを見つけられますね。
早く解くためにはこんなテクニックも必要です。
TOPIKの作文対策に使用したテキスト
こちらは中学受験用のテキストですが、抽象化⇔具体化から学ぶことが出来ます。
序論で抽象化した言葉を本論では具体化して文章にします。この「言い換え」が分かると文章の構成が掴みやすくなります。
읽기,듣기でも問題を解く時に役に立つので一読されるのをお勧めします。
このテキストはすべて韓国語での説明になります。
出題パターンごとに詳しく解説されているのでテキストのマネをするところから始めました。
まとめ
쓰기対策で最初にやったのは聖学院大学の小論文書き方マニュアルとふくしま式のテキストで基礎を見直すことでした。
ここがあやふやなまま韓国語作文の練習をしてもうまく書けないと思います。
学んだことは他の科目にも応用出来るので、まずは日本語で小論文の構成を勉強してから韓国語に戻る方が近道になるはずです。
쓰기 作文の関連記事
スポンサーリンク