
【2022.1.9更新】
こんにちは、いずみです。私はTOPIKの過去問で勉強して4~6級に合格してきました。
TOPIKの受験申請から試験までは約3ヶ月あります。この記事では本気でTOPIK中級合格をめざしているあなたにおすすめしたい試験までの勉強スケジュールをご紹介します。
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勉強を始める前にすること
TOPIKⅡは3~6級の受験者が同じ試験を受けます。3、4級を受ける場合は中級の範囲に絞って合格点数をめざします。
・聞き取り 1〜36番まで
・読解 1~38番まで
・作文 51~53番まで
合格ラインを超えるために各科目で必要な点数を把握する
勉強を始める前に自分の得意、苦手を考慮して合格するために各科目で取らなければならない点数を知っておきましょう。
計算の仕方は、合格点から作文で取れそうな点数を引き、得意科目の正解率を高めに設定して各科目で必要な点数を割り出します。
作文で点数を取るのがむずかしければ、聞き取り、読解でカバーをしなければなりません。
【例1】
目標3級、作文は51~53で20点くらい。聞き取りが得意。
3級の合格ライン・・120点以上
120-20=100 → 聞き取り、読解で取らなければならない点数
・作文 20点
・聞き取り 36問×2点で正解率80% 58点以上
・読解 38問×2問で正解率56% 42点以上
【例2】
目標4級、作文は51~53で30点くらい。読解が得意。
4級の合格ライン・・150点以上
150-30=120 → 聞き取り、読解で取らなければならない点数
・作文 30点
・聞き取り 36問×2点で正解率78% 56点以上
・読解 38問×2問で正解率85% 64点以上
試験までの期間を3つに分ける
合格するために必要な点数がわかったら勉強をスタートします。
受験申し込みから試験までの期間を3つに分けます。
・準備 1か月
・トレーニング 1か月
・実践 半月~1か月
スタートが遅かった人はトレーニング期間を縮めて準備期間を優先
カッコ書きは4月の試験を受ける場合です。
【準備期間】受験申請した月(1月)の末日まで
①書き込み用の過去問を用意して単語や文法を調べながら中級の範囲を1問ずつ解く。
②各選択肢がなぜ正解、不正解になるのかを答える。
・調べたことは過去問の余白に書き込んでおく。→同じことを何度も調べないため。
・正解、不正解の理由がわからない問題は先生に質問する、ググるなどして解決すること。
【トレーニング期間】申請の翌月(2月)末まで
①問題集として使う過去問を別にもう1部用意する。
②時間を計らずに通して解く。
③不正解、自信を持って答えられなかった問題は、準備段階で書き込んだ過去問を見て復習する。
・全問正解できるまで繰り返し解きます。
【実践期間】 試験の前月(3月)~
【試験時間】 聞き取り 60分、読解 70分
①問題集用の過去問を試験の時間に合わせて解く。
②不正解、自信を持って答えられなかった問題は、準備段階で書き込んだ過去問を見て復習する。
・聞き取りは37番以降の音声を無視して60分で36問を解きます。
・音声が流れるときは内容を出来るだけ細かくメモしておき、後からゆっくり問題を解きます。
・作文も含めて、本番の時間通りに3科目続けて解く練習もしておくと、なお良いです。
過去問の使い方
過去問の入手方法、使い方はこちらでくわしくご紹介しています。
まとめ
TOPIK試験までの勉強スケジュールをもう一度整理します。
合格点を確認し、各科目で自分が取らなければならない点数を割り出す
トレーニング、実践の期間では過去問を全問正解を目標に何度も繰り返す。
間違えたり、あやふやな問題は準備期間の勉強に戻って復習。
これを続けることでTOPIK2に必要な基礎知識がつき合格ラインを超える点数が取れるようになります。
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