こんにちは、いずみです。毎年12月に開催される「青龍映画賞」が新型コロナの影響で延期になり、2月9日に授賞式が行われました。
TikTokを通じて全世界に発信されていたそうなのでリアルタイムでご覧になった方がいらっしゃるかもしれませんね。「パラサイト半地下の家族」が5冠に輝いた昨年とは違い、今年は多くの作品やキャストに光が当たったようです。
「規模無関係、ジャンル無関係」 多様性あふれた第41回青龍映画賞
9日に開催された第41回青龍映画賞授賞式が映画「南山の部長たち」(監督ウ・ミノ)の最優秀作品賞受賞で幕を下ろした。
9日午後9時、仁川(インチョン)パラダイスシティで第41回青龍映画賞授賞式が女優のキム・ヘス、ユ・ヨンソクの進行で開かれた。
最優秀作品賞を受賞した映画「南山の部長たち」をはじめ、監督賞を受賞した「ユニへ」のイム・デヒョン監督、主演賞を受賞した「音もなく」のユ・アイン、「正直な候補」のラ・ミランなど、昨年封切りした韓国映画の主役たちが舞台に上がり所感を伝えた。 昨年新型コロナウィルスの影響で一度延期された青龍映画賞の選択が持つ意味を探った。
△小さな映画に注目
第41回青龍映画賞は小さな映画の善戦が目立った。 監督賞と脚本賞を受賞した「ユニへ」と新人俳優賞を受賞した「チャンシルは福も多いね」、「Vertigo」は映画祭を通じて知られ封切りした低予算独立映画だ。 主演男優賞と新人監督賞を受賞した「音もなく」も10億ウォン台の低予算映画だ。
この日受賞の栄光を抱いた「正直な候補」、「サムジングループ英語TOEICクラス」、「藁にもすがる獣たち」もやはり100億ウォン台を下回る中小規模映画に分類される。 独立映画である「兄妹の夏の夜」が作品賞候補をはじめ、3部門の候補に名を連ねたことも目についた。
制作費100億ウォン台の映画がざらにある韓国映画界でこのように小さな映画が多くの注目を受けたのは異例的なことだ。
一方、最盛期に公開したテントポールに数えられる映画である「鋼鉄の雨2:首脳会談」、「新感染半島 ファイナル・ステージ」、「神の一手:鬼手編」は無冠に終わった。 9部門の候補に上がった「ただ悪から救いたまえ」は助演男優賞と撮影照明賞、「白頭山」は技術賞と最多観客賞で満足しなければならなかった。
△予想外の受賞
授賞の可能性が高かった候補の代わりに、意外の受賞者がトロフィーを持って行き注目を集めた。 主演賞候補に挙げられたイ・ビョンホンの無冠が代表的だ。
「南山の部長たち」のイ・ビョンホンは昨年チュンサ映画祭と映評賞、ブイル映画賞で主演賞を総なめにした。 しかし、青龍映画賞は「音もなく」のユ・アインの名前を呼んだ。
ブイル映画賞と映評賞で主演賞を獲得した「82年生キム・ジヨン」のチョン・ユミも強力な候補だった。 しかし「正直な候補」のラ・ミランが驚きの受賞の栄光を手にした。 ラ・ミランは本人も驚いたように『私にどうしてこのようにされるんですか』という感想を伝えて笑いを誘った。
△多冠王がいなかった
2019年に開かれた第40回青龍映画賞で映画「パラサイト半地下の家族」が12部門の候補に挙がり最優秀作品賞、主演女優賞、助演女優賞、監督賞、美術賞等5冠を獲得した。 一方、今回の授賞式では'サンジングループTOEICクラス」が助演女優賞、音楽賞、美術賞を受賞し3冠を獲得するにとどまった。
作品賞や監督賞受賞作が主演、助演などの俳優部門の受賞と連結されることもなかった。 おかげで作品賞を受賞した「南山の部長たち」から「ユニへ」、「音もなく」、「正直な候補」など多様な色彩と重みを持つ映画にまんべんなく照明を受けた。
元記事と画像の出所:(kukinews)
今年の主演男優賞にはユ・アインが選ばれました。受賞作の「音もなく」はこちらでご紹介しています。共演のユ・ジェミョンさんは「梨泰院クラス」の長家の会長です。
ユ・アインは美形ではないけれど、彼の演じるキャラクターには不思議な魅力があってキャラクター萌えします。中でも「成均館スキャンダル」のコロは絶品。
「音もなく」では15㎏も増量し、セリフのない役で本命のイ・ビョンホンを破っての主演男優賞です。テインをどんなふうに演じたのか気になります。