いずみの韓国語ブログ 

TOPIKの合格に役立つ情報をお伝えします

お題「10年で変わったこと」韓国語に出会って学ぶ楽しさに目覚めたこと。【はてなブログ10周年】

 本サイトはプロモーションが含まれています

こんにちは、いずみです。2006年9月に韓国語に出会い、遅まきながら学ぶことの楽しさに目覚めました。

それからちょうど10年後の2016年10月に韓国語能力試験(TOPIK)6級に合格しました。

最初からちゃんと勉強していれば合格までに10年も掛からなかったはず。いったい私は何をしていたのでしょう?

10月TOPIKの成績発表がありましたが、私のような経歴でも6級に到達できるとわかれば、みなさんきっと自信が持てると思います。

はてなブログ10周年のお題に合わせて今までお話する機会がなかった過去問学習との出会いも書いてみようと思います。

長くなりますが、よろしければお付き合いください。

韓国語学習

 

 

スポンサーリンク

 

2006年 韓国語に出会う

仕方なく参加した韓国旅行だったはずが、まさかの展開で韓国語の虜になって帰って来ました。韓国語との出会いが私を激変させました。

あの時に断っていたら学ぶことの楽しさを知らないままだったかもしれません。誘いには乗ってみるものだと反省しました。

韓国語にハマったものの長くは続かないだろうと思っていました。ところがハングルが読めるようになってくると面白くて一向に飽きません。

NHKのテレビハングル講座を見ているだけでは物足りず、会話ができるようになりたくて「ピンズラー 韓国語講座」まで始めました。

これは聞いてまねるだけでOK!という教材でテキストはありません。ずぼらな私にピッタリ。

机に向かって勉強する気は全くなく、寝る前に布団の中で聞いてまねをしていました。

気軽に学べるように設計されているので楽しみながらCD16巻やり遂げました。

少し会話がわかるようになったのと途中で投げ出さなかったことが自信になって、ますます韓国語にのめり込んで行きます。

2007年 韓国ドラマ「チェオクの剣(茶母)」にハマる

ピンズラーを始めたのは2006年12月からNHKで放送された韓国ドラマ「チェオクの剣」のセリフを聞き取りたいからでした。

とにかく韓国語が聞きたいので吹替にはしません。字幕を見ながらセリフを聞いていると、言ってることと絶対に違うと思う場面がありました。

その頃は字幕に文字数制限があるのを知らず、意訳されるのが不満でした。

少しでもセリフを知りたくてシナリオブックと見比べながらドラマを見ていました。

 

 

茶母ファンのブログを徘徊しはじめて、NHKで放送されているのは日本の尺に合わせてシーンの入替やカットをしたもので、韓国で放送されたものとは違う部分があると知ります。

どうしても韓国の監督版「茶母」を見たい。それには日本語字幕がついてなくて韓国語が必要でした。

その顛末は2007年 チェオクの剣のDVDが届いた日で書いています。

「茶母」のために一日に何時間も韓国語を読んだり書いたりしていました。辞書を買ったのもこの頃です。

2008年~2010年 韓流にハマる

「茶母」からハ・ジウォンさんのファンになってyahooブログにファン仲間ができました。

ファンの方から画像の扱い方やブログ記事の装飾を教えてもらい、この時に覚えたことは後に仕事でも役立ちました。

ついには日本を飛び出し、下手な韓国語で韓国のファンと交流も始めました。

リアルタイムで見られない私のために仲良くなったファンが韓国から字幕なしのドラマを送ってくれるようになり、分からないところを想像力でカバーしながら必死で見ていました。

ちゃんとは勉強していなかったけど、毎日何かの形で韓国語を使っていて生の韓国語にも一番触れていた時期でした。その中からいろんなことを覚えたのだと思います。

2011年10月 宅建合格

常に努力している俳優さん達の姿を見ていると怠けているのが恥ずかしく、自分も見習わなければと思うようになりました。

韓流にハマってこんなふうに良い影響を受けているのに、職場では「韓流ファン=傍若無人に芸能人を追いかけまわす困った人」と決めつけられて悔しい思いをしていました。

そんな2011年の3月に東日本大震災がありました。私は遠く離れた所に住んでいて映像で知るのみでしたが、自分に向き合うきっかけになりました。

ある日突然職場がなくなったら、今の私では同業他社で通用しない。全てを失ってもやり直せる能力を身につけなければと思いました。

前任者がみんな有資格者だったことに引け目を感じていたのに「自分にはムリ」と挑戦する前からあきらめていた宅建。

もう逃げてる場合ではありません。

すぐにユーキャンの宅地建物取引士(宅建士)通信講座に申し込んで4月から勉強を始めて半年後の試験を目指しました。

ピンズラー韓国語をやり遂げられたから、同じユーキャンなら宅建も上手くいきそうという単純な発想でした。

韓流好きを馬鹿にしていた上司は「何事も挑戦するのは良いことだ。まあ頑張って」と冷ややかに言いました。

会社に内緒で受けたかったけれど、在職中ではそういう訳にいかないのです。

何が何でも一発で合格して上司を見返してやろうと思い、韓流を封印して半年間ひたすら勉強しました。最後の1ヶ月はSNSも全てシャットアウトしました。

仕事を休んでの個人的な受験なので、直前模試の日まで連続では休めずぶっつけ本番で臨むしかありません。

ユーキャンの指導通り「合格点クリア」をめざして頻出問題を落とさない勉強をしたら本当に合格点を超えられました。

試験が終わった後はさすがにへとへとで釜山映画祭を見に行くのは諦めました。

それを残念と思わないほど宅建の勉強をしていた日々は充実していました。

くだんの上司は私が合格すると思っていなかったことを認め、お祝い(お詫び?)にブランドバックをプレゼントされました。これにはびっくり。

そして取引士の登録に必要な費用は会社で負担にしてもらえることになりました。

宅建講座の費用は教育訓練給付制度を利用しました。

subiizumi.hateblo.jp

スポンサーリンク

 

2012年 やっと韓国語が勉強モードに

宅建を終えて再び韓流に戻り、今度は韓国語をちゃんと勉強してどこまで進めるか試してみようと思いました。

と言っても軸足は韓流にあるので勉強にばかりお金を掛けられません。

ときどき単発の講座を受けて分からないことを教えてもらい、後はテキストで自習というスタイルで勉強していました。

使ってみて効果のあった韓国語テキストをリストアップ【初級~上級まで】 

2013年10月 TOPIK4級

TOPIKも仕事を休んでの受験なので初級から順番に受けてられません。

初めてのTOPIKは中級(当時は初級、中級、上級の3段階)からスタート。

無料で過去問が公開されているのを知って、これを使って宅建の勉強方法でやればTOPIKも合格できるはずだと思いました。

予想通り、過去問を繰り返して解く勉強法はTOPIKにも効果を発揮して4級に合格出来ました。

いまブログでご紹介している過去問学習法は、この時からの自分の経験を基にしています。そのあたりは何度も書いていますので省略。

まだ限界ではないので5級までもうちょっと頑張ってみようと勉強を続けました。

2015年10月 TOPIK5級

2年後の有効期限が切れるタイミングで改編されたTOPIK2を受けることにしました。

新TOPIKに対応したテキストが少なく、前回以上に何度も過去問を解いて試験に備えました。

対策に頭を悩ませたのはやはり作文です。53番で出来るだけ点数を稼いで得意科目でカバーするしかありません。

今ならオンラインの韓国語添削もありますが、独学では自分の作文のどこがおかしいのか気づけません。

ネイティブの友人に聞いても納得できるように説明してもらうのは難しかったです。

とにかく54番の模範解答の構成を真似て、無理やり形にするような方法で5級をクリアしました。

2016年10月 TOPIK6級

5級まで進めたら十分。6級なんて私には絶対に手が届かないと思っていました。

ところが前年の試験では6級まであと少しの点数で、もうちょっと頑張ったら何とかなるかもしれないと欲が出ました。

でも6級は作文でも点数を取れないと残り2科目でカバーするのはかなり厳しいです。

商業高校を卒業して学校推薦で社会に出た私は大学受験も就職活動も経験しておらず、小論文を一度も書いたことがありませんでした。

6級をめざして学んでいた作文対策は、小論文を書いたことがある前提で説明がされていて自分はスタートラインにも立てていないことに気づきショックを受けます。

5級のときは出題者の意図などお構いなしに自分の思うことを自由に書いていたのです。

そんなレベルから中学受験用のテキストで勉強し直して70点を超えることができました。

その辺りは→TOPIK作文の書き方が分からない人は、まず小論文の勉強から

こんな学習者はそう居ないと思い、みなさんに安心してもらいたくてブログで私の体験をお伝えしています。

10年を振り返って

何でも三日坊主の私が韓国語だけは続けられました。今も毎日なにかの形で韓国語を使い、すっかり生活の一部になっています。

初めて行った仁川空港で読めない、聞きとれない韓国語に顔を引きつらせていた私が、10年後には韓国語を分かるようになってるなんて誰が予想できたでしょう。

初めから勉強に専念していたらもっと早く進めたかもしれませんが、最初の寄り道で思う存分好きなことをして韓国語を満喫したからここまで続けられたのだと思います。


学習仲間だった人から「あなたには韓国に友達が居るから有利だ」と言われましたが、私にも最初から韓国に知り合いがいたわけではありません。

ブログやTwitterへのコメントをきっかけに、そこから繋がりを作っていっただけで誰にでもいますぐ真似できることです。

今はネットやYouTubeにも勉強法はあふれています。どこからスタートしても「本気で合格したい」という気持ちがあったら学ぶ方法はいくらでもあります。

ポンコツの私にできたのだから、頑張ればあなたもきっと大丈夫。ファイティン!

subiizumi.hateblo.jp

 

最後までお読みいただきありがとうございました。
参考になったらクリックお願いします。

にほんブログ村 外国語ブログ 語学学習法へ

 
いずみ

 

スポンサーリンク